2024年12月14日(土)
快晴のこの日、伊勢神宮の外宮にある勾玉池の奉納舞台にて、当流の神楽舞を奉納いたしました。
2022年に引き続き、今回は道幸師範代のみならず、埴原代表師範も、甲冑で槍神楽を奉納する機会を得ました。
当流稀にみる大役を、見事果たしてまいりました。
2022年6月10日(金)日本晴れのこの日、伊勢神宮の外宮にある勾玉池の奉納舞台にて、当流の神楽舞を奉納いたしました。
当流は神道系の武術流派として、神道の学びと武士道の教えを重視しています。その活動が評価され、また道幸京神師範代の尽力の元、この度の奉納神楽を許され、当流稀にみる大役を見事果たしてまいりました。
※写真は書道家の戸谷美由紀先生の作
この日は道幸師範代が主催で広める取り組みである、清水上友紀先生の「静流神舞」も共に奉納されています。
この日に向けて、道幸師範代も神楽舞の修行に励んでまいりました。
当流哲学の重要な要素を占める「四神」の教えを体現する神楽です。
当流の習得が高い次元で成った人物のみ舞うことが許される神楽舞です。
道幸師範代は、見事に、最高の晴れ舞台で、大役を全うしてくれました。
奉納後には、現地に駆け付けた仲間と共に、神楽舞の成功を祝いました。
当流にとっても、大変有意義で素晴らしい一日となりました。
台東区の下谷にある三島神社とご縁あり、当流の宇部師範代が剣舞を奉納いたしました。
当日は道幸師範代の主催する神舞の奉納も同時に行われました。
大変すばらしい晴天に恵まれ、多くの人の観覧を受け、神様もお喜びだと思います。
当流は神道系の武術です。
神楽や奉納剣舞は大役。しっかりと努めてくれました。
宇部師範代の出世仕事の一つです。
2023年1月吉日
フランスでは日本の伝統や文化に高い興味関心を持つ方が多くいます。この度「甲州流柔術」では、刀や武士道の発信の為、フランスの国営放送である「France24」の取材協力を行いました。
フランスは日本と同様に、歴史や伝統を重んじる国柄です。日本人の、武士道や日本刀に対する考え方に共感する部分も多いのでしょう。
実際に、西洋の騎士道精神「ノブレス・オブリージュ」は、武士道精神とも多くの点で共通する点を持ちます。
フランスの方々に、武士や刀の魅力を発信するため、刀剣杉田さんと共に出演いたしました。(刀剣杉田さんとの対談記事はこちらからご覧ください)
番組の著作権にも関わるため、今回は私及び親交の深い杉田さんに関わる場面の静止画を抜粋し、その様子をお伝えします。
撮影の裏話などもお伝えしたいと思います。
撮影初日は、池袋の刀剣杉田さんの店舗にて行いました。
実際に刀を拝見し、その魅力について解説します。
当然、杉田さんによる刀剣の魅力のご説明もありました。
なお、この日は一部、見学者も引き連れての撮影でしたので、同行者にとっても大変勉強になる一日になったと思います。
拝見している刀は、刀剣杉田さんの家宝とも言えるような、貴重で重要な刀です。
今回の撮影に当たって特別に拝見しています。これも役得とご満悦です。
実はかなり古い刀で、相当に時代の古い刀は、現代で定められているように、芯鉄と皮鉄の二層構造ではない場合があります。それだけ鉄が良いという証左でもあります。
刀剣杉田さんは、私が最も信頼する刀剣商です。日頃からお世話になっておりますので、今回の取材依頼に当たり、私からお声がけさせていただきました。
この日は順調に撮影も終わり、とても有意義な一日となりました。
撮影二日目は、甲州流柔術の今井師範代が所有する道場にて、巻藁の試し切りを行いました。
日本刀を語る際には、その武器としての側面も見逃すわけにはいきません。
日本刀は、その美術的価値もさることながら、武器としても大変優秀なものです。
それら実用的な優秀さから出る、機能美と言う点もまた、日本刀の魅力の一つです。
斬撃のシーンです。
日本刀による斬撃は、刀線と刃筋を正す事が何よりも重要です。
それらが狂えば、日本刀が持つ斬撃力は発揮されません。
日本刀は、誰が扱っても優秀な武器となる訳ではないのです。
使う者に、相応の技術や精神が求められるのです。
日本刀にまつわる様々な話をしました。
ですが、番組上で使用されたのはごく一部。ですが、日本文化の発信には一役買えたのではと思います。
ほっと胸をなでおろしました。
海外でも注目される武士道と刀。
日本人である我々も、もっともっと学んでいかないといけないと痛感しました。
雑誌「GLOW様」に習い事特集で取材を受けました。